くまの スクラップ帖

スクラップ・ブック

ヒトが衣服を着始めたのは7万数千年前

「ヒトが衣服を着始めたのは7万数千年前――意外なところから明らかになった服飾の文化の始まり」jp.techtimes.com


記事に書いてあったこと。
 
・「文化」の始まりはあまり知られていない。化石には残りにくいものだからだ。
・ヒトが服を身につけるようになったのは何時ごろか、も分かってなかった。
・けど、シラミの遺伝子を調べることで分かっちゃった! 
 
・この手柄をたてたのは、ドイツに住むアメリカ人遺伝学者。
・名前はマーク・ストーキング。
・きっかけは彼の息子が学校から持ち帰った一枚のプリントだった。
・「最近、シラミが発生しているので注意してください……」
・「なお、シラミは寒さに弱いので人体を離れると24時間以上生きることはできません」
  
・遺伝学者、ストーキングさんは閃いた。
・シラミはヒトとともに進化し拡大したんじゃなかろうか。ならば。。。
・ストーキングさんはシラミを集め始めた。シラミのDNAを解析するためである。
 
・(ひとにつく)シラミには、アタマジラミとヒトジラミがいる。
・アタマジラミは頭髪を住処にしてて、ヒトジラミは衣服につく。
・ヒトジラミがアタマジラミの変異種で新種である。
・大昔、ヒトの祖先は毛むくじゃらだった。
・ヒトが体毛を退化させる過程で、頭髪を住処にするアタマジラミは進化したはず。
・体毛なしのヒトが衣服を身につけるようになって、ヒトジラミは進化したはず。
・ならアタマジラミとヒトジラミの「分岐」点が、服飾の文化の始まりなんじゃね?
・ストーキングさんによる解析結果は、7万2,000年前(プラスマイナス数千年)だった。
 
面白かった。 ><