くまの スクラップ帖

スクラップ・ブック

獺祭って日本酒は杜氏さんぬきでつくってた

最高の酒に杜氏はいらない 「獺祭」支えるITの技 匠を捨て、匠の技を生かす(上)

www.nikkei.com

記事に書いてあったこと。

獺祭って日本酒が超人気
獺祭大吟醸酒のみ。お高いけど直販では2カ月待ち。
・2014年4月に来日したオバマ大統領に安部首相がプレゼントしたのも獺祭
・パリの一流レストランのソムリエも絶賛。

獺祭杜氏さんに頼らず、社員だけで酒造りしてる。
・理由は1999年に新規事業に失敗、杜氏に去られたから。
・酒造りのノウハウは杜氏の頭の中にブラックボックス化されている
・これは疑問とも思ってた桜井社長は、改革をすることに。
・酒造りの全行程で詳細なデータを取り
・パソコンに蓄積し分析することで、酒造りの最適解を探すことにした。

・例。もろみの発酵は、山なりの発酵曲線(「BMD曲線」と呼び発酵日数と糖度などの関係を示す)に、近づける必要がある。
・そのための温度管理や水の追加タイミングなど データをいっぱいとった。
・結果、ばらつきのない良い品質のお酒ができるようになった。

獺祭を造る現場は伝統の酒蔵のイメージとは異なり、近代的な工場
・でも磨いた米は小分けにして手で洗いするとか手間も惜しんでないよ
・見学希望もいっぱいくる。希望者にはデータも含め全部見せちゃう。
・データ以外のところに真似しにくいなんか?があるから平気
・試行錯誤と経験が大事さ。ふふふ。
・桜井社長のいまの悩みは、原料となる米、山田錦の不足。

面白かった。><